検査項目
組織診断
臓器数によって料金が加算されます。原則として1臓器まで基本料金、2臓器目から追加料金がかかります。皮膚腫瘤検査、乳腺検査、消化管内視鏡検査では料金設定が異なります。各項目の料金は当センターにお問い合わせください。
項目 | 料金 | |
外科切除・コア生検 | 1臓器 | 基本料金 |
追加臓器 | 2臓器目から1臓器毎に追加料金がかかります |
項目 | 料金 | |
皮膚腫瘤検査 | 2腫瘤まで | 基本料金 |
追加腫瘤 | 3腫瘤目から1腫瘤毎に追加料金がかかります | |
乳腺検査 | 腫瘤検査(2腫瘤まで) | 基本料金 |
腫瘤検査(3腫瘤以上) | 別途設定料金 | |
片側乳腺全検査 | 別途設定料金 | |
両側乳腺全検査 | 別途設定料金 | |
消化管内視鏡検査 | 上部消化管(胃、十二指腸、空腸) | 基本料金 |
下部消化管(回腸、盲腸、結腸、直腸) | 基本料金 |
※皮膚腫瘤検査の追加料金は5腫瘤目まで加算され、6腫瘤目以降は加算されません。
※乳腺検査は腫瘤検査と片側/両側乳腺全検査で料金が異なります。腫瘤検査は腫瘤のみの評価、片側/両側乳腺全検査は腫瘤だけでなく切除乳腺全体の評価です。いずれの検査においても付属リンパ節(腋窩リンパ節、鼠径リンパ節)の評価まで行います。腫瘤だけを部分摘出された場合は腫瘤検査になります。片側/両側乳腺を全摘出された場合、腫瘤が無数にある症例や重度の乳腺過形成により触診で腫瘤の確認が困難な症例は片側/両側乳腺全検査になりますが、腫瘤の部位と個数が明確であれば腫瘤検査としてのご依頼も可能です(腫瘤部のマーキングを推奨します)。
※消化管内視鏡検査では採取組織の数に上限はありません。
細胞診断
臓器数によって料金が加算されます。原則として1臓器まで基本料金、2臓器目から追加料金がかかります。皮膚腫瘤、乳腺腫瘤では料金設定が異なり、2腫瘤まで基本料金、3腫瘤目から1腫瘤毎に追加料金がかかります。料金は当センターにお問い合わせください。
項目 | 料金 | |
細胞診断(皮膚腫瘤、乳腺腫瘤を除く) | 1臓器まで | 基本料金 |
追加臓器 | 2臓器目から1臓器毎に追加料金がかかります |
項目 | 料金 | |
皮膚腫瘤、乳腺腫瘤の細胞診断 | 2腫瘤まで | 基本料金 |
追加腫瘤 | 3腫瘤目から1腫瘤毎に追加料金がかかります |
追加料金サービス
項目 | 内容 |
HE標本作製 | 診断に用いたHE標本と同一のブロックから標本を作製し、返却いたします。HE標本作製のみ(診断不要)のご依頼も承っています。 |
マクロ写真 | A4用紙に肉眼写真2枚(説明付き)添付。 |
ミクロ写真 | A4用紙に顕微鏡写真2枚(説明付き)添付。 |
電子ファイル | 顕微鏡写真(JPEGファイル)をメールで送信いたします。 |
特殊染色 | 染色の種類は事前に当センターにお問い合わせください。 |
免疫染色 【リンパ腫セット】 |
CD3、CD20を用いてT/B鑑別を行います。症例によってはGranzymeBも行うことがあります。 |
免疫染色 【GISTセット】 |
c-kit、CD34、S100、SMAを用いてGIST(消化管間質腫瘍)の精査を行います。 |
免疫染色 【その他の抗体】 |
抗体の種類は事前に当センターにお問い合わせください。 |
至急診断 | 組織診断、細胞診断の結果を優先的に報告いたします。再固定、脱灰が必要な検体では至急対応が困難な場合があります。また、学会等で診断医が不在の場合も至急対応が困難な場合がありますので、事前に当センターにお問い合わせください。 |
臓器の数え方
原則として1臓器1カウントになります。以下の検体は1臓器として扱います。
・皮膚病検査を目的とした複数部位からの皮膚生検
・病変部と付属リンパ節
・卵巣と子宮 ※膣は別臓器としてカウントされます
・左右一対の臓器(精巣、腎臓、副腎、甲状腺、上皮小体、鼓室など)
・複数部位のリンパ節
・複数部位の関節液
・複数の葉の肝臓 ※胆嚢は別臓器としてカウントされます
・複数の葉の肺
・複数の歯肉腫瘤 ※舌腫瘤や頬粘膜腫瘤は別臓器としてカウントされます
・内視鏡生検でない消化管生検(食道、胃、腸) ※肛門は別臓器としてカウントされます