ヤマザキ動物看護大学の木村 祐哉先生との共同研究の成果が
日本獣医臨床病理学会の優秀発表賞を受賞しました。

「犬・猫における血液培養2セット実施の意義」　

○木村祐哉^{1）, 2)}，露木勇三^{2), 3）}，高橋孝^2）

1）ヤマザキ動物看護大学 動物看護学科，2）北里大学 大村智記念研究所 感染症学研究室, 3）サンリツセルコバ検査センター

　血液培養は好気培養と嫌気培養を1セットとして実施し、血中の細菌を検出するための検査です。人医療では同時に2セットの検査を行うことが原則となっていますが、獣医療において血液培養の２セット検査実施の有用性については不明でした。本研究は、過去の血液培養の実施結果を後方視的に分析し、犬ならびに猫において2セット実施の意義を検証したものです。